岩手県防災士会

地域の防災講習会で講師を務めました

当会の活動2024年09月29日

令和6年9月29日(日)、紫波町で行われた防災講習会において、岩手県防災士会の清水上裕理事長が講師を務めました。参加者は地域の15名(うち2名は防災士)であり、家族で参加された世帯もありました。講話は、「耐震補強が行われていない木造2階建住宅が、直下型地震で倒壊する破壊試験映像」、「直下型地震において家具が転倒する実験映像」そして「天ぷら火災の発火メカニズムと天ぷら火災に有効な最新式消火器による初期消火の実験映像」の視聴から始まりました。衝撃的な映像を参加者は真剣に視聴していました。その後の講話では、過去の大災害は働き手が不在の平日に起きていることが多いことから、普段在宅している可能性が高い「おじいちゃん」「おばあちゃん」「おかあちゃん」が主体となり、地域を支える必要があることを説きました。最後に、瓦礫の下敷きとなった要救護者をチェーンブロックを使って救出する実演をみて、力がなくても、思い物を吊り上げることを学びました。
講習会は1時間の予定が、1時間30分にも及び、熱気のこもった講習会となりました。参加者から、有意義な講習会だったとの声が聞かれました。